コラムHANA、待望の新曲「ROSE」リリース!MV薔薇について2025.04.03 Thu

オーディション番組の「No No Girls」から誕生したガールズグループHANAが、4月2日にリリースしたデビュー曲「ROSE」が、様々なチャートで1位を獲得し大きな話題になっていますね!

これからどのような花を表現するのかとても楽しみでもあると記事に書きましたが、

※ちゃんみなプロデュース「No No Girls」デビューメンバー&グループ名が決定☆YURIのパフォーマンスに使われた百合の花の魅力を深掘り

デビュー曲「ROSE」と発表されてから、どのようなお花の世界観のMVだろうと楽しみにしていました。

「ROSE」は「どんな姿でも、どんな環境でも、力強く生き抜きたい」という思いを表現した楽曲。HANAのメンバー、そしてHANAを通じてこの楽曲を聴くすべての人に「どんな環境や困難が待ち受けていても、強く、正しく、美しく咲き続けてほしい」というプロデューサー・ちゃんみなの願いが込められています。

MVの監督を務めたのは、HANAが結成されたプロジェクト「No No Girls」のテーマソングでもある、ちゃんみな「NG」のMVも手がけたキム・ヨンジョ。韓国で撮影されたこのMVは、さまざまなセットの中で撮影されたメンバーのソロシーンや泥の中でパフォーマンスする姿など、見どころ満載の映像でしたが、皆さんはどのような薔薇をイメージされたでしょうか?

私は、黒い薔薇のイメージがとても強い印象だったので、黒い薔薇について深掘りしたいと思います。

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漆黒の神秘に包まれて:黒バラの魅力と秘密

夜の帳(とばり)が降りたかのような、深く吸い込まれるような黒色の花びらを持つバラ。その妖艶な姿は、古くから多くの人々を魅了してきました。一見すると憂いを帯びたその色彩は、しかし、秘めたる情熱や力強さ、そして何よりも神秘的な美しさを感じさせます。光をわずかに吸収し、周囲の色を映し出すことで、その黒は単調ではなく、見る角度や光の加減によって微妙なニュアンスを湛えます。

黒バラと一口に言っても、自然界に純粋な黒色のバラが存在するわけではありません。現在「黒バラ」として流通している品種は、実際には非常に濃い赤色や紫色をしています。その色合いは、光の吸収率が高いために人間の目には黒く見えるのです。代表的な品種としては、「ブラック・バッカラ」や「ブラックティー」、「ブルームーン」などが挙げられます。これらの品種は、それぞれ微妙に異なる黒の色合いと、個性的な花形、そして豊かな香りを持ち合わせています。黒バラの原産については、特定の地域というよりも、交配によって生まれた園芸品種と言えます。世界中の育種家たちが、より深く、より魅力的な黒色のバラを生み出すために、長年にわたり情熱を注いできました。その努力の結晶が、私たちを魅了する現代の黒バラなのです。

黒バラの花言葉:「決して滅びることのない愛」「永遠の愛」「死ぬまで憎みます」「恨み」

黒バラは、その深遠な色合いから、一見すると神秘的で近寄りがたい印象を与えるかもしれません。しかし、その花言葉は多岐にわたり、一概にネガティブな意味合いばかりではありません。「決して滅びることのない愛」や「永遠の愛」といった、深く揺るぎない愛情を象徴する言葉も持ち合わせています。これは、黒という色が持つ、不変性や強い意志といったイメージに由来するのでしょう。

一方で、「あなたは私のもの」という、独占欲や強い束縛を感じさせる花言葉も存在します。また、暗闇を連想させる色からか、「恨み」や「憎しみ」といった、激しい負の感情を表すこともあります。このように、黒バラの花言葉は、光と影、愛と憎しみといった、相反する感情が強く表れる、奥深い魅力を持った花と言えるでしょう。ただし、染められたバラであるため、自然なバラとは異なる点もあります。例えば、香りがないものや、色落ちがしやすいものもあります。そのため、贈る際には、その特性を理解しておくことが大切です。それでも、その独特の存在感と、込められた特別な想いは、受け取った人の心に深く刻まれることでしょう。黒く染められたバラは、まさに「特別」を贈るにふさわしい、印象的な花と言えます。

また、MVの中で砂漠でダンスしているシーンがあり、世界中の砂漠から発見される薔薇のような形をした石、『デザートローズ(砂漠の薔薇)』も思わせるような歌詞や世界観だったように思います。

※デザートローズは、悪縁を断つ効果と良縁を呼び込む効果があると言われており、苦手と感じる人との縁が切れるように導いてくれる効果が期待できるそうです。また、夢の実現をサポートする効果があるとされ、「ドリームストーン」などとよばれることもあるそうです。

これからのHANAが楽しみですね!

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