コラム色や本数で変わるチューリップ。想い伝える花言葉一覧2024.11.16 Sat

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チューリップ:春の訪れを告げる美しい花

チューリップは、春を代表する花として世界中で愛されています。その華やかな姿は、人々の心を明るくしてくれるでしょう。

チューリップはユリ科の植物で、原産地は中央アジアの山岳地帯と考えられています。オランダでの栽培が盛んになり、多種多様な品種が生まれました。開花時期は品種によって異なりますが、一般的には3月から5月にかけて美しい花を咲かせます。

チューリップが切り花として花屋さんに並ぶのは、12月から3月頃と言われています。早ければ11月から見かけることもありますが、本格的に出回るようになるのは12月以降です。チューリップの旬は、2月頃と言われています。この頃になると、花も大きく、色のりも良く、出回る種類も一番多い時期です。

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チューリップの花言葉:色と本数で変わる想いを伝える

チューリップは、春を告げる美しい花として愛されていますが、その花言葉は色や本数によって様々な意味を持ちます。単に美しい花として贈るだけでなく、花言葉に込められた想いを伝えることで、贈る人も贈られる人も、より一層心に響くプレゼントになるでしょう。

色の持つ意味

チューリップの花言葉は、その色によって大きく変わります。

赤色:愛の告白、熱烈な恋 情熱的で、誰かに特別な感情を抱いていることを伝える際に最適です。

ピンク色:誠実な愛、柔らかい愛情 相手への優しい気持ちを伝えたいときに選びたい色です。

白色:純粋、失恋 純粋な心や、切ない気持ちを表現する際に使われます。

黄色:輝かしい未来、平和 明るい未来への願いや、友情を表すのにぴったりです。

紫色:気高さ、永遠の愛 高貴な印象を与えたいときや、深い愛情を伝えたいときに選びます。

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チューリップの本数に込められた、想いの物語

チューリップの花言葉は、その色によって異なるのはご存じかと思います。しかし、実はチューリップの本数にも、それぞれが持つ意味があるのです。贈る相手への気持ちを、より深く伝えるために、チューリップの本数に込められたメッセージを知っておきましょう。

・チューリップ1本:あなたが運命の人です

・チューリップ3本:愛しています

・チューリップ4本:一生の愛を捧げます

・チューリップ6本:あなたに夢

・チューリップ8本:密かな愛

・チューリップ9本:いつまでも一緒にいよう

・チューリップ10本:あなたは完璧

・チューリップ11本:最強・最愛

・チューリップ12本:告白

・チューリップ13本:永遠の友情

・チューリップ14本:誇り

・チューリップ15本:ごめんなさい

・チューリップ16本:不安な愛

・チューリップ17本:絶望の愛

・チューリップ18本:誠意ある告白

・チューリップ19本:忍耐と期待

・チューリップ20本:まごころ

・チューリップ21本:あなただけに尽くします

・チューリップ22本:幸運を祈ります

・チューリップ25本:幸せ

・チューリップ30本:ご縁を信じる

・チューリップ36本:ロマンチック

・チューリップ40本:あなたに永遠の愛を誓います

・チューリップ50本:永遠

・チューリップ66本:細く長く流れてゆく

・チューリップ99本:永遠の愛

・チューリップ100本:100%の愛

・チューリップ108本:結婚してください

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チューリップを長く楽しむための選び方と手入れ

チューリップは、春を彩る美しい花ですが、せっかく購入したチューリップを少しでも長く楽しみたいですよね。今回は、長持ちするチューリップの選び方と、適切な手入れ方法についてご紹介します。

長持ちするチューリップの選び方

・蕾の状態:まだ完全に開いていない、少し硬めの蕾のものを選びましょう。蕾が開ききっているものは、すでに寿命が短い可能性があります。

・茎:茎が太く、まっすぐで、葉がしっかりとついているものを選びましょう。曲がっていたり、傷がついているものは避けるのがおすすめです。

・花の色:色が鮮やかで、元気が良いものを選びましょう。色が薄くなっていたり、葉が黄色くなっているものは避けましょう。

チューリップの手入れ方法

1.水切り:茎の根本を斜めに2~3cm切り、水に浸かる部分の葉を取り除きます。これにより、水が吸い上げられやすくなり、切り口が傷みにくくなります。

2.花瓶の水:花瓶の水は、毎日交換しましょう。水換えの際に、茎を1~2cm切り戻すと、再び水が吸い上げやすくなります。

3.浅水で生ける:チューリップを生ける際に浅水がおすすめなのは、チューリップの茎は柔らかく腐りやすいためです。チューリップをはじめとする球根花は、茎が比較的柔らかく、水が浸かっている部分が多すぎると、お花は元気でも茎が腐って折れてしまう可能性があります。具体的には、お花の全長の1/4ほどのお水に生けるのがおすすめです。

4.水温:チューリップは、水温が低い方が長持ちします。できれば、冷蔵庫で冷やした水を使うと良いでしょう。

5.場所:直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所に置きましょう。暖房の風が直接当たる場所も避けましょう。

6.栄養剤:切り花用の栄養剤を入れると、より長持ちさせることができます。

7.他の花との組み合わせ:チューリップはエチレンガスを出して他の花を傷めることがあるため、他の花と一緒に飾る場合は注意が必要です。スイセンとは特に相性が悪いため、一緒に飾るのは避けましょう。

まとめ

チューリップの花言葉は、色や本数によって様々な意味を持ちます。贈る相手への気持ちを込めて、最適なチューリップを選び、想いを伝えてみましょう。

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