2月12日の誕生日花

1.ベニバナトキワマンサク

春を告げる紅色の花。ベニバナトキワマンサクは、その名の通り紅色の花が美しい常緑樹です。春になると、細いリボン状の花が枝いっぱいに咲き乱れ、まるで木全体が紅色のドレスをまとったように華やかになります。その可憐な姿は、冬の寒さを忘れさせてくれる、まさに春の訪れを告げる象徴と言えるでしょう。葉は濃い緑色で、光沢があり、花とのコントラストが美しいのも特徴です。

ベニバナトキワマンサクは、トキワマンサクの変種です。トキワマンサクは白い花を咲かせますが、ベニバナトキワマンサクは紅色の花を咲かせることから、その名が付けられました。品種改良が進み、花の色は紅色の他にもピンクや白などがあり、葉の色も緑色や赤褐色など、様々な種類が楽しめます。原産は中国で、日本には江戸時代に渡来しました。

花言葉：「永遠の若さ」「幸福」「神秘」

ベニバナトキワマンサクの花言葉は、「永遠の若さ」「幸福」「神秘」など、どれも美しい花の姿にぴったりの言葉ばかりです。常緑樹であることから「永遠の若さ」という花言葉が生まれ、紅色の花は「幸福」を象徴します。また、その神秘的な美しさから「神秘」という花言葉も付けられました。贈り物に添えれば、きっと相手を喜ばせることができるでしょう。

風水では、ベニバナトキワマンサクは恋愛運アップや邪気を払う効果があるとされています。紅色の花は情熱や愛情を象徴し、恋愛運をアップさせる効果があると言われています。また、邪気を払う力があるとされ、玄関先に植えると、家全体を良い気にすると言われています。

育て方についてベニバナトキワマンサクは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。寒さにも強く、病害虫にもかかりにくいので、初心者でも育てやすい樹木です。剪定にも強く、生垣や庭木として利用できます。ベニバナトキワマンサクの剪定は、花が終わった後に行うのが一般的です。花芽は、前の年の秋に形成されるため、花後すぐに剪定してしまうと、翌年の花を咲かせることができなくなってしまいます。剪定の際は、混み合っている枝や枯れた枝を切るようにしましょう。

2月12日の誕生日花

2.サンシュユ

サンシュユは、早春に葉よりも先に鮮やかな黄色の花を咲かせる落葉小高木です。その姿は、まるで冬の終わりを告げ、春の訪れを告げるかのように、人々の心を明るくしてくれます。小さな花が密集して咲く様子は、まるで黄金色の絨毯を敷き詰めたようで、春の訪れを感じさせてくれます。また、秋には艶やかな赤い実をつけ、その美しいコントラストも魅力の一つです。

ミズキ科ミズキ属に分類され、主に中国や朝鮮半島が原産です。日本で見かけるサンシュユは、江戸時代に薬用として渡来したものが野生化したものが多いです。近年では、セイヨウサンシュユという品種も人気を集めており、斑入りの葉を持つ品種など、様々な品種が開発されています。

花言葉：「強健」「持続」「耐久」「気丈な愛」

サンシュユの花言葉は、「強健」「持続」「耐久」「気丈な愛」などがあります。これらの花言葉は、サンシュユが厳しい寒さを乗り越えて花を咲かせる様子や、秋に赤い実をつける生命力の強さに由来していると考えられます。また、古くから薬用として利用されてきた歴史もあり、その薬効から「健康」や「長寿」を象徴する花言葉としても捉えられています。

風水では、サンシュユは早春に黄色い花を咲かせることから、春の訪れを告げる縁起の良い木とされています。黄色は、金運を呼び込む色とされており、サンシュユを庭に植えることで、金運アップや家運上昇を期待できます。また、サンシュユは生命力が強く、邪気を払う力があると信じられており、玄関先に植えることで、家を守るとも言われています。

育て方についてサンシュユは、日当たりと水はけの良い場所を好みますが、比較的丈夫な樹種なので、初心者でも育てやすい庭木です。植え付けの際は、腐葉土などを混ぜ込んで、土壌を豊かにすると良いでしょう。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与え、肥料は、春と秋の年2回与えるのがおすすめです。サンシュユの剪定は、花後と落葉期の年2回行うのが一般的です。花芽は、前年の夏に形成されるため、花後すぐに剪定してしまうと、翌年の花つきが悪くなってしまうことがあります。また、剪定の際は、混み合っている枝や枯れ枝を切る程度にしましょう。

2月12日の誕生日花

3.プリムラ・マラコイデス

プリムラ・マラコイデスは、春を代表する花の一つ。桜のようなピンク色や、白、紫など、パステルカラーの花を咲かせます。その姿は、まるで春の妖精が舞い降りたかのよう。小さな花がぎゅっと集まって咲く様子は、可愛らしさの中に華やかさも持ち合わせています。花だけでなく、葉にもうっすらと白い粉が掛かっているのも特徴。この白い粉は、まるで化粧をしているように見えることから、「化粧桜」という美しい別名も持っています。

サクラソウ科サクラソウ属に属する一年草です。原産地は中国の雲南省やヒマラヤ地方。寒さに強く、冬から春にかけて長い期間花を楽しむことができます。品種も豊富で、一重咲きや八重咲き、花の色も様々。近年では、ライムグリーンの花など、個性的な品種も登場し、ますます人気が高まっています。

花言葉：「初恋」「希望」「青春」「謙虚」「美しさ」

プリムラ・マラコイデスの花言葉は、品種や色によって異なりますが、「初恋」「希望」「青春」「謙虚」「美しさ」など、ポジティブなものが多く、贈り物としても人気があります。例えば、ピンク色のプリムラの花言葉は「初恋」で、初々しい愛情を表現するのにぴったりです。また、黄色のプリムラの花言葉は「希望」で、未来への期待感を抱かせる花としても知られています。

風水では、プリムラ・マラコイデスは春の気を呼び込む花とされています。東の方角に飾ると、新しい生命の誕生を促し、活力を与えてくれると言われています。また、プリムラは、その明るい色彩から、心身に良い影響を与えるとも考えられています。ストレスを感じている時や、気分転換をしたい時に、プリムラを飾ってみるのも良いでしょう。

育て方についてプリムラ・マラコイデスは、比較的育てやすい植物です。日当たりが良い場所で、水はけの良い土に植え付けましょう。冬は寒さに強いですが、夏は暑さに弱いので、涼しい場所で管理する必要があります。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えましょう。