2月5日の誕生日花

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1.ジャノメエリカ

寒い冬に、可憐なピンク色の花を咲かせるジャノメエリカ。ツツジ科エリカ属に属する常緑低木です。その名の由来は、花の中心にある黒い葯(やく)が、蛇の目傘の模様のように見えることからつけられました。小さなベル形の花が密集して咲き、その様子はまさに冬の小宇宙。可憐な姿とは裏腹に、丈夫で育てやすいことも魅力の一つです。

ジャノメエリカは、南アフリカが原産です。南アフリカには、エリカ属の植物が数多く自生しており、ジャノメエリカはその中でも人気の高い品種の一つです。日本には江戸時代に渡来し、庭木や鉢植えとして親しまれています。

花言葉:「愛らしい姫」「幸運」「博愛」「寂しさ」

ジャノメエリカの花言葉は、「愛らしい姫」「幸運」「博愛」「寂しさ」などがあります。愛らしい姿から連想される「愛らしい姫」や「幸運」といったポジティブな言葉だけでなく、「寂しさ」という少し切ない言葉も。冬の寒空の下で咲く姿から、そんなイメージが生まれたのかもしれません。

風水では、ジャノメエリカは冬の訪れを告げる吉祥の花とされています。ピンク色は恋愛運をアップさせ、黒い葯は魔除けの効果があると信じられてきました。玄関先に植えることで、良い気を呼び込むと言われています。

育て方についてジャノメエリカは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。寒さにも強く、日本の冬でも屋外で越冬できます。植え付けの際は、酸性の土壌を好むので、ピートモスなどを混ぜて植え付けると良いでしょう。

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2.カンガルーポー

カンガルーポーは、その名の通りカンガルーの前足のようなユニークな形をした花を咲かせる植物です。ふわふわとした毛に覆われた花は、まるで動物の毛皮のよう。鮮やかな色合いも相まって、人目を惹きつけます。オーストラリア原産で、その個性的な姿から切り花やドライフラワーとしても人気を集めています。花だけでなく、剣状の葉も特徴的で、観葉植物としても楽しめます。

アニゴザントス属に分類される植物の総称です。品種によって花の色や形が異なり、赤、緑、オレンジ、黄色など、様々な色合いの花を楽しむことができます。中でも、赤と緑のコントラストが美しい「レッド&グリーンカンガルーポー」は、西オーストラリアの州花としても知られています。原産はオーストラリア南西部で、乾燥した地域に自生しています。

花言葉:「個性」「魅力」「持ち前の才能」「神秘」「あなたをもっと知りたい」

カンガルーポーの花言葉は、「個性」「魅力」「持ち前の才能」「神秘」「あなたをもっと知りたい」などがあります。そのユニークな姿から、「個性」や「魅力」といった言葉が連想されるのでしょう。また、まだあまり知られていない植物であることから、「神秘」や「あなたをもっと知りたい」といった言葉も込められています。贈り物に添える言葉を選ぶ際、相手の個性や関係性に合わせて、ぴったりの花言葉を添えてみてはいかがでしょうか。

風水では、カンガルーポーは「火」のエネルギーを持つ植物とされています。そのため、玄関やリビングなど、人の気配が感じられる場所に飾ると、活力を与え、運気を呼び込むと言われています。また、カンガルーポーの赤色は、情熱や行動力を象徴し、仕事運アップにもつながると考えられています。

育て方についてカンガルーポーは、比較的育てやすい植物ですが、乾燥を好みます。水やりは、土が乾いてからたっぷりと与えるようにしましょう。日当たりの良い場所を好みますが、夏の強い日差しは避けるようにします。肥料は、緩効性肥料を定期的に与えることで、花をたくさん咲かせることができます。

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3.サクラソウ

桜のような美しい花を咲かせることからその名がつけられました。しかし、桜とは異なる植物で、サクラソウ科サクラソウ属に分類されます。花の色は、淡いピンクや白、紫などがあり、品種によって様々な色合いや模様を楽しむことができます。また、花の形も様々で、一重咲きや八重咲きなど、多様な姿を見せてくれます。葉は、やや丸みを帯びた長楕円形で、しわが多く、表面には細かい毛が生えています。

サクラソウには、多くの品種があります。日本には、江戸時代から品種改良が進められ、現在では300種類以上の品種が存在します。代表的な品種としては、江戸系と呼ばれる古典的な品種や、現代的な品種があります。江戸系は、花の形や色が非常に豊富で、コレクターに人気があります。サクラソウの原産地は、日本や中国、シベリアなど、東アジアの冷涼な地域です。日本では、本州や北海道の高原や湿地に自生しています。

花言葉:「初恋」「少年時代の希望」「自然の美しさを失わない」「純潔」

サクラソウの花言葉は、その可憐な姿から連想されるものが多く、春の訪れを感じさせる言葉が特徴です。代表的な花言葉には、「初恋」「少年時代の希望」「自然の美しさを失わない」「純潔」などがあります。「初恋」は、春の短い開花期間や、瑞々しい花姿から連想され、初々しい感情を表現しています。「少年時代の希望」は、未来への期待や夢を象徴し、若々しい心を表しています。また、「自然の美しさを失わない」「純潔」は、上品で清楚な花の姿から、純粋で美しい心を連想させます。

風水では、サクラソウは、恋愛運や結婚運をアップさせる効果があるとされています。また、家庭円満や人間関係の円滑化にも良い影響を与えると言われています。ピンク色のサクラソウは、特に恋愛運をアップさせる効果が高いとされています。

育て方についてサクラソウは、比較的育てやすい植物です。日当たりが良い場所を好みますが、夏の直射日光は避けるようにしましょう。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えます。夏は涼しい場所で管理し、風通しを良くすることが大切です。また、根詰まりを起こしやすいので、2~3年に一度は植え替えを行いましょう。

2月の誕生日花