2月18日の誕生日花

2月18日の誕生日花

1.オオアラセイトウ

オオアラセイトウは、春に可憐な紫色の花を咲かせるアブラナ科の植物です。すらりと伸びた茎の先端に、小さな花がぎっしりと集まって咲く姿は、まるで春の訪れを告げるかのように私たちの心を躍らせます。花の色は、薄紫から濃い紫まで様々で、品種によって微妙な色合いの違いを楽しむことができます。葉は細長く、やや切れ込みが入っているのが特徴です。

中国原産の一年草または越年草です。日本には江戸時代に渡来し、野生化しているものも多く見られます。属名の「Orychophragmus」は、ギリシャ語の「oros(山)」と「phragmos(柵)」に由来し、山地の岩場に生えることから名付けられました。品種改良が進み、花の色や形が異なる様々な品種が生まれています。

花言葉:「あなたを信じます」「穏やかさ」「素朴」

オオアラセイトウの花言葉は、「あなたを信じます」「穏やかさ」「素朴」など、どれも心が温まるような言葉ばかりです。紫色の花は、古くから高貴な色とされてきました。そのことから、オオアラセイトウは、贈る相手への深い信頼の気持ちや、穏やかな心を表す花として、贈り物に選ばれることも多いようです。

風水では、オオアラセイトウは春の訪れを告げる吉兆の花とされています。紫色の花は、魔除けの効果があると信じられており、玄関やリビングに飾ることで、邪気を払い、幸運を招くと考えられています。また、オオアラセイトウは、成長が早く、丈夫な植物であることから、仕事運や健康運をアップさせる効果もあると言われています。

育て方についてオオアラセイトウは、非常に丈夫な植物で、初心者でも簡単に育てることができます。日当たりがよく、水はけのよい土壌を好みます。種から育てることも、苗から育てることもできます。種まきの場合は、秋に種を蒔くと、翌年の春に花を咲かせます。苗の場合は、春に植え付けると、すぐに花を楽しむことができます。

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2.アルストロメリア

鮮やかな色彩と独特の花形で、花束やフラワーアレンジメントで多く見かける人気の高い花です。すらりと伸びた茎の先端に、複数の花が傘状に集まって咲き、その姿はまるで小さなブーケのよう。花の色も豊富で、パステルカラーから深みのある色まで、バラエティに富んでいます。花びらには独特の模様が入っているものもあり、その個性的な美しさは見る人を魅了します。

アルストロメリアは、南アメリカが原産の植物です。チリやペルー、ブラジルなど、広範囲に分布しており、その種類は多岐にわたります。品種改良が進み、花色や花形も非常に豊富になりました。原種は主に高地や山岳地帯に自生しており、その環境に適応するために丈夫な性質を持っています。

花言葉:「持続」「未来への憧れ」

アルストロメリアの花言葉は、「持続」「未来への憧れ」など、前向きな意味合いを持つものが多く、贈る相手を選ばない花として人気があります。花の色によっても花言葉が異なり、例えば、ピンク色のアルストロメリアの花言葉は「幸福」、黄色のアルストロメリアの花言葉は「友情」など、様々な意味合いが込められています。

風水では、アルストロメリアは「幸運を呼ぶ花」として知られています。特に、赤色のアルストロメリアは、恋愛運や仕事運をアップさせると言われています。また、アルストロメリアは、その華やかな姿から、部屋に活気を与え、ポジティブなエネルギーを生み出す効果もあると考えられています。

育て方について比較的育てやすい植物です。日当たりが良く、水はけの良い土壌を好みます。植え付けの際は、球根の尖った部分を上にして植え付け、土をかぶせます。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えましょう。肥料は、春と秋に緩効性肥料を施します。アルストロメリアは、高温多湿な環境を苦手とします。夏は涼しい場所で管理し、冬は霜が当たらないように注意しましょう。また、アルストロメリアは、根が浅いため、植え替えの際は根を傷つけないように注意が必要です。

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3.キンギョソウ

春になると、その愛らしい姿で私たちを笑顔にしてくれるキンギョソウ。金魚が口を開けたようなユニークな形の花は、パッと目を引きます。キンギョソウは、オオバコ科の植物で、地中海沿岸が原産です。花の色は、赤、ピンク、白、黄色など、カラフルでバリエーション豊か。その名の通り、金魚が口を開けたような形の花が特徴で、ふっくらとした可愛らしい見た目が魅力です。花は穂状に密生して咲き、春から初夏にかけて見頃を迎えます。

キンギョソウは、品種改良によって様々な種類が生まれました。草丈の高いものや低いもの、花の形が異なるものなど、個性豊かな品種があります。原産地は地中海沿岸ですが、現在では世界中で栽培されています。

花言葉:「上品」「おしゃべり」「愉快」「ご用心」

キンギョソウの花言葉は、その花の形が金魚が口を開けているように見えることから、「おしゃべり」や「おせっかい」といった、コミュニケーションや人間関係に関連するものが多く見られます。まるで、花が口を開けて何かを語りかけているような、そんな様子から連想された言葉と言えるでしょう。

一方で、「上品」や「愉快」といった、よりポジティブな意味を持つ花言葉も。これは、キンギョソウが持つ華やかさや、その姿を見た人の心を明るくしてくれるような力強さからきているのかもしれません。さらに、キンギョソウには、「ご用心」といった、少し注意を促すような意味を持つ花言葉も存在します。これは、キンギョソウの花が、一見可愛らしいながらも、毒性を持つ品種もあることに由来していると考えられています。

風水では、キンギョソウは「金運アップ」や「恋愛運アップ」に良いとされています。玄関やリビングに飾ることで、良い気を呼び込むことができるでしょう。また、キンギョソウは南の方角に置くのがおすすめです。

育て方についてキンギョソウは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。鉢植えの場合は、市販の培養土を使用し、庭植えの場合は、腐葉土などを混ぜて植え付けると良いでしょう。水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えます。キンギョソウは高温多湿に弱いため、夏越しが難しい植物です。夏場は涼しい場所で管理し、水やりを控えめにしましょう。また、寒さにも弱いので、冬は室内に取り込むか、霜よけをしてあげましょう。

2月の誕生日花